ペレットストーブのご案内 ● 軽井沢・北軽井沢の暖房対策

ペレットストーブ type SS-1
ペレット
ストーブ

シンプル、頑丈、高性能

ストーブ、扉を開けた様子

 標高一千メートルの浅間高原・北軽井沢は冬期、北海道札幌市とおなじくらいに気温が下がります。真冬ともなると、電気ストーブ、コタツなどでは太刀打ちできない寒さです。

 染みこんでくる冷気に負けない暖房。
 しっかりとお部屋を暖めてくれる火力。
 そういった能力こそが、高原の冬を快適にしてくれます。

 ペレットストーブなら、その必要に応えます。
 古くからある薪ストーブの素朴さ、頑丈さ、力強さはそのままに、効率のよさ、使いやすさ、安全性、低コスト、そのうえ環境に対する配慮をも実現しています。
 コンピューター制御の温度管理はありませんが、誰にでも扱えるシンプルさがあります。着火はスムーズ、暖房能力はパワフル、手入れさえしていれば一生使える丈夫さがあります。
 大規模な工事は不要で、燃料は扱いづらい薪ではなく、間伐材を砕いて圧縮したペレットを用いるのが特徴です。

ペレットストーブ概要

高い暖房性能

 ペレットストーブ[type SS-1] は、一台で40畳の部屋を暖めます。
『煙管熱交換システム』による暖気ばかりではなく、前面扉から輻射熱と遠赤外線を発し、心地よい暖かさを与えます。
暖気

安全、安価

『二重給排気管』(FF式)なので、煙は強制的に排気され、室内の空気を汚すことはありません。
 また、底面・本体外側は熱を持たない構造です。

 ペレットは 10Kg/¥770(税込)(価格は変動する場合があります)。一ヶ月間、毎日10kgずつ消費したとしても、同条件で使用した灯油ヒーターの燃料費を下回ります。 ペレット

森を守るペレット燃料

 化石燃料ではなく、木質バイオマス[太陽エネルギーを貯えた様々な生物体の総称]を使います。
 もとになるのは間伐材なので、ペレットが使用されればされるほど森の手入れが進みます。
[間伐:森林の成長をさまたげる立ち木を間引きすること。間伐が進まずに死滅に瀕している森が今、たくさんあります]
森

古くて新しいエネルギー

間伐材を利用

 木質ペレットは、木くずを小さく圧縮し、燃料にした物です。1970年にカナダで考案されました。
ペレット  価格が安く、重油に比べるとほとんど二酸化炭素を出しません。

 ペレットは原料によって三つに区分できます。
 製材屑を利用するホワイトペレット、樹皮を粉砕してつくるバークペレット、そして間伐材などをもちいた全木ペレット。
 ホワイトペレットはよく燃えますが、値段の高くついてしまいます。バークペレット、全木ペレットは安く購入できますが、煙が多いのが弱点でした。
 尽きることなく発生する間伐材、製材屑ですが、全木ペレットにしかならない以上、使い道は限られていました。

 当社のあつかう [type SS-1] は、「日本の森を育てたい」という見地から、株式会社さいかい産業によって開発されました。煙の問題を、室外に煙を強制排気する FF式を採用したことで解決し、間伐材・林地残材を主原料とした、全木ペレットをお使いいただけるようになりました。
 これは、結果的にコスト減になりますし、環境を守ることにもつながってゆきます。

 

使い方は簡単

 ペレットは薪と違い、扱いが容易です。
ペレット投入口  ストーブ上部の蓋を開けて、ペレットをそそぎます。

ストーブ炉台 あとは自動で炉台に落ちてきます。落ちてくる量を「ペレットダイヤル」で調節し、温度を加減することも出来ます。

配達サービス

トラック  便利なペレット配達サービスをご利用ください。
 ペレットは 10 キロで 770 円(税込)となります。(価格は変動することがあります)
 北軽井沢を中心に嬬恋村、長野原へお届けいたします。
 くわしくはこちら、

黒田工業株式会社
 Mail kuroda.k@themis.ocn.ne.jp

 お気軽にどうぞ。

強制給排気型(FF式)

煙管熱交換システム

煙管熱交換システム
二重排気管  パイプ内に熱を通し、周囲の空気を暖めて、ファンにより心地いい暖気をお部屋へ送り込みます。高い熱効率を保つには、煙突の掃除が必要です。

設置工事

 大がかりな工事は必要ありません。
 壁面に 15cm ほどの穴をあけ、煙突を通すだけ。適切な設置位置さえあれば、どのお部屋でも工事できます。
  • 防火工事不要
     ストーブは二重構造で外へ熱は出さず、壁を貫通する給排気管も二重給排気管のため、薪ストーブのような防火工事は不要です。
  • 室内外排気管は立ち上げ不要
     強制排気を行うため、室内外での立ち上げは不要です。
    ただし、近隣している・障害物がある・積雪で排気管をふさぐ可能性があるなど、設置場所、排気管を出す場所によって、室内外で立ち上げることもあります。

メンテナンス

 お手入れをかかさないことで、高い暖房性能を維持し続けます。
  • 月に1~2回
     パイプ内部に溜まったススの掃除が必要です。
  • 1~3日に一回
     灰の処理が必要になります。
     灰は、一般ゴミとして処分できますが、良質な木灰なので、花壇や畑に撒けば、肥料になります。

仕様

使用燃料ペレット種類全木ペレット・ホワイトペレット※使用ペレットによる設定調整は不要
サイズ外形寸法幅482mm X 奥行570mm X 高さ770mm
重量約 84 Kg
構造給排気方式強制給排気方式(FF)
構造燃焼炉・外層 2層構造(外側は熱くなりません)
熱交換方式煙管熱交換方式(管内部に燃焼熱を入れ、管の周囲空気を暖める)
蓄熱方式燃焼炉内面に蓄熱レンガを組み込み、高い蓄熱性能
前面輻射熱前面扉は大型の鋳鉄製で、大きな輻射熱を発生
タンク容量約 12 Kg
暖房能力暖房目安最大40畳程度※暖房面積は建築条件により変わります
消費量0.5~1.65Kg/H(無段階調節)
最大消費カロリー(ホワイトペレット)8,000Kcal/H
最大消費カロリー(全木ペレット)7,300Kcal/H
操作方法点火方式手動点火
点火方法1)主電源(排気・温風ファン)を入れる
2)着火材に点火する
3)ペレットスイッチを入れる
4)燃焼スイッチ(給気ファン)を入れる※点火操作は1~2分程度
操作方法 温度調節ペレットダイヤルにて、無段階調節
風量調節なし
電力 電源AC100V 50Hz・60Hz
消費電力常時90W
※停電時は車載バッテリーでの運転可能(DC-ACインバーター必要 150W推奨)
安全装置感震装置手動復帰式 感震装置(東京消防庁認証)
異常検知過熱センサー(異常加熱時に停止・アラームブザー)
過電流ヒューズ 5A2本
消化後制御主電源を切った後45分間、排気ファンが稼働します(冷却運転)
メンテナンス灰除去灰受皿を一週間に一回程度(毎日8時間燃焼)
煙管掃除付属のバネブラシで月1~2回(15分程度/1回)
排気管掃除シーズン終了後、掃除機でススの吸い取り
設置使用配管二重給排気管(外形110φ・内径75φmm)
設置工事壁面に給排気管を通す穴を開け、壁面金具で給排気管を固定
(立ち上げ不要)
炉台工事不要※汚れ防止用オプションあり

料金の目安

本体価格26.4万円 基本給排気管2.2万円 工事費3.3万円

 ●設置状況によってお見積もりいたします。
 お気軽にお電話ください。

黒田工業株式会社
〒377-1412
群馬県吾妻郡長野原町大字北軽井沢1924
TEL 0279-84-2611 / FAX 0279-84-2612
 Mail kuroda.k@themis.ocn.ne.jp